cervelo(サーヴェロ)2019モデル|S3 Disc ご紹介
- 投稿日:2018年12月03日
- カテゴリ:商品情報, ≪CERVELO≫, バイク
2019ラインナップでフルモデルチェンジを果たしたサーヴェロのエアロロードSシリーズ。
サーヴェロと聞けばエアロダイナミクス設計に長けたバイクシルエットを先ず思い浮かべます。
そのはず彼らはトライアルバイク開発が起源。トライアスリートへ向けて最良なエアロTTバイク開発を進める中でエアロダイナミクス技術を磨いてきました。いち早くロードバイクにエアロ設計を巧みに取り入れ、今では一般的になった『エアロロード』はサーヴェロが先駆けなのです!
2019年式では各メーカーより数多くの新型エアロロードが発表されています。
独自開発したテクノロジーというのは各社あまり詳細を公表していないものですが・・
サーヴェロ社は新型Sシリーズ開発のホワイトペーパーをWEB上に公開して、自社のエアロダイナミクス性能がいかに優秀であるかを謳っています。 >> ご興味ある方はコチラより <<
本ブログを書く私も先日のセミナーでとくと聞いてきました。
さて、今回は表題の通り、新型SシリーズのセカンドモデルS3のご紹介です。
先ずはハイエンドS5に目が行きますが・・あの大胆な独自ハンドルステム、極限までホイールに沿ったフレームに直立するシートポスト。ハイスピードを追い求める厳ついレーシングフォルムに、マイペースなツーリングを楽しみたいユーザー様からはつい躊躇してしまうという感想も耳にします。
『ガチガチなレーシングスタイルでなくても高速の巡航性を楽しみたい』そんなライダーへ是非ともおすすめなのがS3。 お値段設定も新型とはいえ良心的なのも嬉しいですね(^^♪
◆2019 cervelo(サーヴェロ)|S3 Disc
カラー2種:Fluoro/Black/White(以下、黄)、Graphite/Black/Red(以下、赤)
(実写)●アルテグラDi2完成車価格¥890,000(税別) カラー設定:黄、赤
●アルテグラ完成車価格¥620,000(税別) カラー設定:黄、赤
●フレームセット価格¥380,000(税別) カラー設定:黄のみ ハンドル・ステム・シートポスト付属
今回ご紹介のS3も旧型から大きくモデルチェンジしています。実車の後ろに見えるのが旧型S3ディスクだったり。 ハイエンドS5と同様、オリジナルの専用ハンドルステムでケーブル内装になっています。
パッと見フツーなハンドルステムですが、どのようにケーブル内装しているかというと・・
テックの画のようにステムはL字型なんですね、臼式でL字ステム内で固定されます。コラム内で固定されるスレッドステムの逆転した取付方式といった按配です。
ハンドルにケーブル内装かと思いきや、溝に収まっているんですね・・そのままステム内に進入しています。
この構造はメカニック的にはありがたい(^^) 調整や修理で迅速に済みそうです。
エアロ性能を高めつつ、メンテナンス性も両立させる、サーヴェロの心意気に☆☆☆っ
フレームフォルムはS5と同様にホイール円に沿ったカットアウト形状。
シートステーもテール形状になって、よりエアロダイナミクスが向上した印象です。
サーヴェロ独自のBB規格『BBright』。 サーヴェロバイクに共通して感じる反応性の良さはボトムの剛性がとても活きていると思いますね。新型Sは5・3ともにボリュームアップした印象。
ホイール規格は前後12㎜アクスルですが、
18’Rシリーズと同様に『Rapid Axle Technology (R.A.T.)』を採用している点は見逃せません☆
スルーアクスルって軸を入れたらねじ廻した後にレバーロックするのが一般的ですが・・・・・
R.A.Tは軸先が鍵状になっていて90度ひねって固定のレバーロックだけ。超シンプル◎
よくディスクロードがレーサーから敬遠される理由としてホイール脱着時のタイムロスが言われたりしますが・・R.A.Tならば超クイックに脱着できます。
アクスルに描かれるグラフィックの効果で、軸を入れる際の向きやレバー開閉の状態が視覚的に分かりやすい◎
初めてR.A.Tを目にした時はとても感服いたしました。
こういうアイデアを起こすメカデザイナーに敬礼(`・ω・´)ゞ
スッキリとシンプルであるようで、随所にエアロ設計の拘りが詰まったS3。
ステアリング範囲に制限があるS5(左右45°の計90°)と違って、S3はノーマルなステアリング。90°曲げて収納するような輪行などでもスムーズに纏まります♪♪
クセのない最先端エアロロードのS3ディスク、どうぞご検討下さい(^^)/