最新R8050系アルテグラDi2カスタムのススメ
- 投稿日:2018年01月09日
- カテゴリ:商品情報, ≪SHIMANO≫, カスタム, パーツ・アクセサリー
お正月もすぎて普段のリズムに戻りつつありますね。寒さの厳しさもこれから本格的になってくることでしょう。
ゆっくりコタツで『春からのサイクリングシーズン』に向けて、ライドスケジュールやご愛車カスタムの構想を練っている方は多いのでは!?
この度はご愛車カスタムで今一番旬なロードコンポーネント:シマノR8050系アルテグラDi2のご紹介です。
最近、当店にてR8000アルテグラからR8050系アルテグラDi2にカスタムされたメンバー様がいらっしゃいましたので、実写を元にご紹介してまいりましょう~(^^)/
シマノR8050系アルテグラDi2とは・・
ブレーキはケーブル式で、シフティングは電動式。トップモデルのデュラエースに次ぐセカンドグレードのロードコンポーネントです。
R9150系デュラエースDi2がリリースされたのは2017年2月。
常々、プロレーサーにプロトタイプが供給された後、改良が重ねられて先ずはデュラエースが市販化され世間に出回ります。 それからユーザーの声を吸収し、更に改良されて一般レベルでも扱いやすさを追求しているのがアルテグラといえます。 重量・強度はかなわないものの、使い勝手はアルテグラの方が上回るのでは、なんて思うのもしばしば。。
過酷なレースシーンに耐えながらパフォーマンスを発揮する精度と強度、耐久性をしっかり受け継いでおりますし、価格についてもデュラの約半分に抑えられているのも魅力です☆
いまでは旧型となった6870系アルテグラDi2は充実した完成度がありましたが、最新R8050系アルテグラDi2の魅力は~より直感的に操作しやすく、手にとても馴染むレバー&ブラケットデザイン☆
ブレーキレバーのエッジがさらに際立って、指関節にしっかりフックします◎
ブレーキコントロールがスムーズに操作できる好感触はR8000ブレーキ本体の進化が大きいですが、レバー形状の変更も大きく作用していると言えますね。
シフティング操作もレバーストロークではなく、ブレーキレバー裏のスイッチX/Yをピコっとするだけで変速していきます。 長押しすれば多段変速できますし、変速スピードもカスタマイズ可能◎ な~んて快適なんでしょう(^^♪
旧型スイッチは手応えが薄くて無意識に操作しがちな嫌いがありましたが、新型スイッチの手応えはより明確になり、ミス操作はかなり抑えられるでしょう。
大変重要な進化は、これまでデュラにしか搭載されていなかったレバー上部にリモートスイッチが配されている点です☆ ワイヤレスユニットを増設すれば、このリモートスイッチでガーミン等のサイクルコンピューターをコントロールできます◎(シフティング設定も可) いちいちグロープでサイコンのちっさいボタンをピコピコする手間が省けますね♪♪
シフトスイッチX/Yとリモートスイッチの3箇所、左右で計6箇所ありますが、各スイッチの操作役割をシマノE-TUBEで色々とカスタマイズすることが可能!! リモートスイッチでシフティングすることもできちゃいます。
ワイヤレスユニットがあれば、このスイッチカスタマイズもスマホで簡単に設定できてしまうという訳です。
自転車のファームウェアの更新やDI2の設定を行うシマノE-TUBE。従来はPCとケーブルで繋いで行っていたことが、出先でもワイヤレスで簡単に出来てしまうからスバラシイ☆
シフトケーブルがいらなくなって、各Di2パーツに細いエレクトリックケーブル1本で繋ぐだけですのでスッキリ☆ 美しいフレームやホイールのシルエットが更に際立つと言うものです!
最新のDi2シフトとなれば、便利な『シンクロ(セミ)ナイズドシフト』を活用することができます!(^^)!
■シンクロナイズドシフト・・リアディレイラーの変速と連動してフロントディレイラーを自動的に変速させる機能
■セミシンクロナイズドシフト・・フロントディレイラーの変速と連動してリアディレイラーを自動的に変速させる機能
これがまた便利♪ アップダウンが連鎖するような丘陵地帯、まさに尾根幹ルートを走る時など、いちいちフロント変速のタイミングを頭で図る必要がなくなりますね◎ バテるのが早くてボーっとしがちな私めには丁度良い機能◎
また、最新Di2はチェーン外れ等のトラブルを抑えるべく『ギア位置制御』機能がプログラムされています。
チェーンテンションが低くなるフロントインナー時でリアトップ1・2枚目は使えないよう制御されています。
52/36や50/34のクランクは、リアトップ1・2枚目ではトリム操作してもアウターギアにチェーンタッチしてしまいますからトラブルの元でした。ワイヤー式ではついついその組み合わせになりがちでしたから・・Di2では自動制御しているのです。気付かないところでドンドン進化していますねー
ギア歯数の優位点は機械式R8000系と同様です◎
リアメカSSケージでも、リアスプロケット最大30Tまで対応!(GSケージでは34Tまで対応)
Di2リアメカもシャドーデザインにて、バイク外側への出っ張りを極力抑えます♪♪
バッテリーは内蔵式で見えませんがシートポストにスッポリ納まっております。
雨風に晒される事無く消耗抑えます◎ シマノ発表ではフル充電で連続500㎞走破できるとの事です。連泊やブルベな方は充電ケーブルorサブバッテリーお忘れなく(^^;)
バイク全貌を見る感じ、R8000時代からR8050Di2で外観は大きく変化していませんが・・大なる変化を秘めているのです☆☆☆ 重量自体もさほど増加しないのも魅力なんですね。
<2019/4/8追記>
ドロップハンドルは色々なグリップポジションがありますよね。
下ハン握っている時でも、上ハン握っている時でも、スムーズに変速させたいという方には、
更なるカスタムでスイッチを増設することも可能◎
上写真はスイッチ増設してあります。
パッと見スッキリしているから、どこに配置されているかわかりますか??
【上ハン】SHIMANO|SW-R9150 Di2 1ボタンサテライトスイッチ 価格¥15,795(税別)
【下ハン】SHIMANO|SW-R610 スプリンタースイッチ 価格¥12,633(税別)
下写真は仕込み中のもの。
そう、バーテープでスッキリケーブルを隠しているのです。増設の付け根はSTIレバー、左右各3カ所ケーブルコネクトできます。
ステム下のジャンクションを3ポートから5ポートにすれば、更なる増設も可能です◎
さて、気になるお値段でありますが~
■R8050アルテグラDi2のフルキット(充電器含む)で¥181,546(税別)
■R8000アルテグラ仕様のバイクからDi2導入(充電器含む)で¥139,006(税別)
※上記価格はギア歯数や各パーツ規格の選び方によって変動します。ワイヤレスユニット等オプションは含んでいません。
ご愛車に組みつけさせて頂くとなりますと作業工賃等が発生してまいりますが・・
当店サイクルパインメンバー様へ大変お得にご案内しております(^^)/
コンポフルセットでの載せ替えカスタムのご依頼いただけます際、
メンバーカード所有の方へ特別価格にてご紹介(^^)/
まだサイクルパインメンバー入会されていない方へ、
いつでもご入会受け付けております。
メンテナンスやお買い物時のお得なご提案や、ライドイベントや講習会など、メンバー特典を豊富にご用意しております。
ご入会に関してはどうぞお気軽にスタッフまでお尋ね下さい。
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また、コンポ載せ替え後に不要になってしまったパーツ等の下取りサービスも実施しております。
こちらも合わせてご検討下さい(^^)/
是非ともこのお得な機会に夢のコンポーネントで生まれ変わりませんか!!?
ご用命を心よりお待ちしておりますm(__)m
TTバイク(内装フレ仕様)の場合、di2は可能でしょうか。
また、di2に、するとしたら充電などはどこに刺してするのでしょうか。
できれば教えてくださいm(_ _)m
R.様
ブログへのコメントありがとうございます。
内装式フレームであればDi2換装は可能です。
通常、バッテリーへの充電はハンドル付近に位置させるジャンクションというパーツにチャージャーケーブルを接続して行います。
バッテリーのマウント位置や必要になるケーブル類、グロメットなどの小物類など、バイクメーカーが提供するマニュアルを元に組付けることになりますので取扱店にご相談ください。
よろしくお願いいたします。