Di2ユーザーは特に!寒い冬場はバッテリーチェックを欠かさずに!
- 投稿日:2024年12月20日
- カテゴリ:スタッフブログ
今年の冬は厳しいですね~
ちょっと前まで夏日が続くなぁなんて言ってたものですが、
秋を吹っ飛ばして真冬に突入した感じがします。皆様どうぞ体調管理にお気をつけて。
さて、この厳しい寒気に目立つのがライトやサイコン、電動シフトのバッテリー落ち。
これらサイクル用品はリチウムイオン電池採用が主でして、周囲温度5~35℃以内での使用が推奨されています。
言い換えれば~5℃以下に周囲温度が下がると、リチウムイオン電池の内部抵抗が増加し、放電容量が減少してしまうのです。(やはり真夏で35℃以上でも同様に容量は減少してしまいます)
まぁ人間もしんどければ・・電気機器もしんどい思いをしているわけです。
最近ライド中にバッテリーが落ちてしまう方がしばしば。
いやいや『ライド直前に気づいたっ(T_T)』というアウトな話もちょくちょく耳にします。
皆様どうぞこの寒気の強い冬場はバッテリーチェックを小まめにお願いします。
<シマノDi2-12速の場合>
変速ディレイラーのバッテリー残量チェックはリアディレイラーのファンクションボタンをポチっとシングルクリック。
●緑点灯で51-100%、
●緑点“滅”で26-50%、
●赤点灯で25%下回っています。
●0%になったら・・・もちろん何色にも点灯しません(-_-)
もう緑点“滅”していたら早めに充電しちゃいましょう。おおよそ2~3時間でフル充電します。
バッテリー100%でおおよそ800~1000㎞走れるよとシマノはいいますが、容量の減少が早い冬/夏場は気を付けて下さい。ブルベな方は特にっっ!!
また、12速Di2ユーザーはレバーのバッテリー残量に要注意!!
12速ではSTIレバーから各ディレイラーにはワイヤレスで接続していますので、それぞれレバーのバッテリーは個別でブラケット内にあるコイン型電池『CR1632』で変速操作しています。この型番はコンビニでも有ったり無かったりなのでご注意!!
デュラエース/アルテグラは左右各1枚で、寿命はおおよそ1年(ユーザー差アリ)、
105では左右各2枚はいっていまして、寿命はおおよそ2年です。
上左は小型ライトやサイコンセンサーに良く採用されている『CR2032』
かたや右はSTIレバーに採用される『CR1632』、比べてみるとやや小ぶりになります。
この電池残量チェックは、レバーのシフトスイッチを同時に0.5秒押し続けるとレバー上部のインジケーターが~
●緑点灯で11-100%、
●赤点灯で1-10%です。赤になったら早めに交換しちゃいましょう。
●0%になったら・・・やっぱり、もちろん何色にも点灯しません(-_-)
赤になったら早めに交換しちゃいましょう。
また、デュラ/アルテの方は1年、105の方は2年で替え時ですよ。
電池交換はブラケットカバー上部をめくって、バッテリーカバーを外して電池を入れ替えて下さい。
※このカバー固定のボルトサイズが小さいです! 手持ちの携帯ツールが符合するのか確認しておいた方が良いですよ。
※※電池には裏表でプラスマイナスの向きがあります。ブラケットにも表示があるのですが・・・これまためちゃ小さくて目視がしんどいですっ 電池抜くときに裏表の向きを確認しておきましょう。
真冬日、そして真夏日は特に、
バッテリー落ちに気を付けてサイクリングライフを謳歌してください。
ライド予定がある時は前日にバッテリー残量チェックする癖を付けましょう。そうすれば安心ですね♪♪