ENVE(エンヴィ)2020の展示説明会に行ってきました。
- 投稿日:2020年02月06日
- カテゴリ:パーツ・アクセサリー, スタッフブログ
ENVE(エンヴィ)の展示説明会があったので行ってきました。
ENVEがまだEDGE(エッヂ)だった頃の取扱い代理店トライスポーツからアメアスポーツを経て現ダイアテックの今後の動向などを伺うため、またENVEの最新情報にも触れておきたいな、というのが目的です。
当店はMAVICの取扱いをしていないのでアメアスポーツ時代はENVEをやってませんでしたがダイアテックさんになって「細々と」取扱いをさせてもらってます。
ご用命ありがとうございます!!
ハードな乗り方をするマウンテンバイク用としても高い強度を誇ることで知られるカーボンリムはカスタムアップする人にとって憧れのホイール。
ただちょっとお高めな値段でおいそれと手を出すことが出来ないブランドですが品質の高さ・信頼性を知れば納得!!値段と引き換えるだけの価値は確かにありました。
本国アメリカから技術者も来日しての説明会。
エンヴィの本拠地はアメリカ・ユタ州オグデン。
カーボン製品の製造が台湾・中国に工場を移す中、今なお本拠地でのリム生産に拘っているのはアイデアの着想から試作品の完成までが数日で成しえるため。
出来た試作品を自分たちで試し、契約ライダーに試してもらって戻ってきたフィードバックを素早く改良品に反映する。
そんな姿勢が高品質な製品を生み出しているようです。
品質の悪いリム成型では内部を空洞にするために膨らませる風船(ブラッター)が取り除ききれていないものもあります。
これがホイール重量を増やしたりバランスを悪くさせたりしています。
また、強度を確保するために中心に近いところが肉厚に作られていたり。
エンヴィのリムは綺麗にブラッターが取り除かれ、エンヴィだけが持つ技術によって強度を保ちながら肉薄に仕上げています。これが乗り心地の良し悪しにも大いに関係してくるそうです。
前後のリム高が違うSES(スマート・エンヴィ・システム)のスマートは(かしこい)って意味では無いんですね!?
開発に携わったサイモン・スマート氏の名前由来だったとは!
恥ずかしながら知りませんでした(´;ω;`)。
このリムの性能を引き出すために独自開発しているハブ。
フリーボディー。
リム単体での販売もしているので、好みのハブで組み上げることが出来ます。
アイオロス・ホイールをいまだ本国アメリカで生産しているBontrager(ボントレガー)と製造に対するスタンスが似ている部分がありますが、ボントレガーは完組みのみです。
代理店がダイアテックさんになってまだ一年未満?でしょうか。
力の入れようはなかなかのものです。
ホームページでもENVE(エンヴィ)の魅力をどんどん発信しています。
同じ商品でも発信力によってその価値が十分に伝わるや否やってありますからね。
製品保証やクラッシュ時の救済についても積極的なサポート体制を敷いてくれているようです。
・ホイールセット SES3.4 CL TL ENVE CARBON HUB 価格¥¥428,000(税抜)
・ホイールセット SES3.4 CL TL ENVE ALLOY HUB 価格¥¥358,000(税抜)
・リム SES3.4 CL TL F 38mm 20H 価格¥¥128,000(税抜)
・リム SES3.4 CL TL R 42mm 24H 価格¥¥128,000(税抜)
決して安くないですが価値あるものとしておススメできる製品です。
ご注文、ご相談下さいm(__)m。