カンパニョーロのテクニカルセミナーに行ってきました(^^♪
- 投稿日:2018年06月08日
- カテゴリ:≪Campagnolo・Fulcrum≫, カスタム, パーツ・アクセサリー, スタッフブログ
先日、業界をリードして12スピードのコンポーネントセット(MOVEMENT)を発表したカンパニョーロ。
販売店向けのテクニカルセミナーが開催されたので行ってきましたよ。
東京会場は千代田区九段のイタリア文化会館。イタリアンブランドのカンパにふさわしく、昔からちょいちょいここで開催されます。
セミナー会場のロビーには12スピードのスーパーレコードを組付けたバイクが一台。
テーブルの上には手に取って確認できるバラのパーツが置いてあります。
今回のセミナーは主に機械式のコンポについて。
エルゴパワーには手の小さい人が握りやすいようにレバーポジションを調整できる機能が追加。レバー自体の形状も見直されて操作性が向上。
リアディレイラーはダイレクトマウントも可能なミドルケージのみでワイドギヤに対応。11-29Tおよび11-32Tに最適化されています。
フロントディレイラーは32mmまでのタイヤを装着可能。ケーブルの固定ねじはワイヤー取り回しの具合によって従来通りの後ろからでも、前からでも取付位置を選択することができるようになりました。
見た目にインパクトのあるスーパーレコードのクランク。
スパイダーアームがカーボンでつながっているのは変速時に力のかかる場所の剛性を高めるため。さらにエアロダイナミクスも向上。
スチールの塊からCNC加工で削り出されたスプロケット。
最大ローギヤの内側には万が一チェーンが脱落したときにスポークとの間に噛みこまないよう、引っ掛かりの役目を果たす出っ張りがあります。
12スピード化にあたってうれしいのは、今までのフリーボディーが使えること。
12枚を11枚と同じ幅に収められたのはチェーンの厚みを狭くし、スプロケットの歯間を狭くしたから。
チェーンに関しては今までほんのちょっとだけ出っ張っていたリンクピンをプレート面とフラットにして対応。リンクプレート自体を薄くして幅を狭めたわけではないので耐久性が落ちることは無いそうですよ。
チェーンの長さの決め方も今までとはガラリと変わって、チェーンステイの長さによって決めるそうです。
・405~415mmのチェーンステイ・・・110リンク
・415mm以上のチェーンステイ・・・112リンク
組付けに際して新たな工具が要らないってのも、我々ショップの側から歓迎すべき点。
工具はなかなか高額ですからね。
12スピードの新しい世界。ご興味ある方はご相談ください。
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