PINARELLO｜Dogma F（ドグマ・エフ）デビュー！！

投稿日：2021年06月25日
カテゴリ：商品情報, ≪PINARELLO≫, バイク

2021年6月26日より開催されるツール・ド・フランスでお披露目の新型ドグマ。
今日までピナレロ公式のインスタやFBで新登場を匂わす予告が出ていましたが、遂に6/24の日本時間23時に世界同時発表されました☆

その名もDogma F（ドグマ・エフ）！！

プロチーム供給のピナレロハイエンドモデル：DOGMA（ドグマ）は2015年式でドグマF8が発表されて以来、F8、10、12とナンバリングされてきておりましたので、新型はF14？と思いきや、そのナンバリングを撤廃。シンプルにドグマ・エフとなりました。
モデル名DOGMA/ドグマの意味（信仰の上での教義であり、議論の余地のない真実）からしてナンバリングは相応しくないとのこと。ロードバイクシーンでグランツール最多勝利を上げるドグマの存在意義は唯一無二であると主張しているのです。。

今回のブログは速報ですので、また今後詳細は明らかになってくるものと思いますが、現時点で判明している情報を元にご案内してまいります。

■2022 PINARELLO｜Dogma F（ドグマ・エフ）
カーボンマテリアル：Carbon Toraya T1100 1K Dream Carbon with Nanoalloy Technology
カラー３種：PLUTONIUM FLASH（プルトニウムフラッシュ）、ERUPTION RED（イルプションレッド）、
BLACK ON BLACK（ブラックオンブラック）
ブレーキ仕様：ディスク、リム、共に在り。
シフト仕様：エレクトリックのみ
フレームセット価格￥935,000（税込）ディスク・リム同額

前モデルのF12をさらにフラッシュアップ。
そもそも完成度が高かったF12から性能向上させる作業はかなり困難な道のりだったと言っています。
ダウンチューブやシートステイ・シートポストのデザインを見直して空力性能アップとあわせて軽量化も促進。
シートヤグラやヘッドセットも再設計されています。

－265 GRAMS （ DOGMA F12 サイズ53のディスクフレームキットと比較して）
＋12% 剛性がアップ（ボトムブラケット周辺）
＋3.2％空力特性が向上 （F12 リムブレーキと比較して）
＋4.8％空力特性が向上 （F12 ディスクブレーキと比較して）
＋1.3W セーブ（ 40km/hの時） / 2.6W セーブ（ 50km/hの時）

新ドグマではさすがにリムブレーキ仕様は消えるかと思いきや、今回も登場したのは驚きでした。チームの声を最大限取り入れる姿勢のピナレロならではでしょう。つい先日にもチームと契約延長を発表しましたから、ピナレロ×イネオス・グレナディアーズの盤石な体制はまだまだ続いていきます。

　
＜チームカラーの販売について、6/25現時点では未定です。＞

なお、シフトに関しては新型ドグマ”Ｆ”は電動エレクトリックのみで、機械式シフトには対応していません。

毎度ドグマのモデルチェンジ時は同時に多くのカラーバリエで楽しましてくれましたが、今回は3カラー。
ちょっと残念ですが昨今のコロナ禍の影響により製造供給に大変遅れが生じております故、なんとか安定した供給を狙っての3カラーという事のようです。また落ち着いてきた頃合いに色々と追加発表されることでしょう。。

ジオメトリーについて、
これまでのドグマにあったサイズ470が撤廃となり、サイズ430/465のスタック/リーチが若干数値変更になっています。歴代ドグマを乗り継いでいらっしゃる方はどうぞサイズ選びにご注意ください。

この新ドグマＦの登場と合わせてマイナーチェンジされた新タロンウルトラ・インテグレーテッドハンドルバーも登場。

＜2021/ 7/20 加筆＞
新型インテグレーテッドハンドルバーの名称がTALON ULTRA FAST（タロンウルトラ・ファスト）に決定。
お値段は￥130,900（税込）になりました。
DOGMA F・DOGMA F12・PRINCE FX・PRINCE等のTiCR対応フレームに使用可能です。
ドロップやリーチなど形状やデカールデザインの変更はありませんが、仕上げはカーボン目の見えないマットブラックへ変更されます。
入荷はDOGMA Fフレームセットと同じく2022年1月頃開始される見込みです。