トレックバイクの小数点以下のお話
- 投稿日:2013年04月30日
- カテゴリ:≪TREK≫, ⇒ProjectOne|プロジェクトワン, 商品情報, バイク
ご存知の方は多いかと思いますが、
トレックのバイクはその名称に、
Madone5.9とかMadone4.7といったように、数字を用いてシリーズを表します。
Madoneの5シリーズならば500シリーズのOCLVカーボン製法を使い、
Madoneの4シリーズならば400シリーズのOCLVカーボン製法である、ということです。
さらに小数点以下のお話。
Madone5.9とかMadone5.2とかありますが、これはカラー違いの同一フレームです。
小数点以下はパーツの違いを表しています。
ここで皆さんが戸惑われるのは、
プロジェクトワンにてオーダーする6シリーズや7シリーズの場合です。
2013年のカタログから6・7シリーズを小数点以下を使って表現するのはやめたようですが、
プロジェクトワンのシュミレーションサイトでは依然小数点以下での表記があります。
自分でパーツを自由に選べるのに「なぜだろう?」と思われるようです。
なかにはMadone7.9と7.7は別ものと思っている方もいらっしゃるようです。
Madone 7 SeriesはSRAM、
Madone 7.9にはシマノ9070Di2、
Madone 7.7はシマノ9000
と、確かに別ものといえば別ものですが、これはスタートのパーツ構成がそうであるだけで
スペックを変更して同一のものにすれば価格も同じになります。
なんでこんなにややこしいのン?
紛らわしいのン?
理由はトレックがグローバルブランドであるがゆえなのです。
トレックで開発されているモデルが全て日本で販売されているわけではありません。
日本独自のセレクトによってラインナップされています。
日本で6/7シリーズを手に入れようと思えばプロジェクトワンでのオーダーになりますが、
アメリカ本国ではMadone7.9とかMadone7.7とかの完成車として
いわゆる “つるし状態” で店舗に並んでいるようです。
プロジェクトワンでの小数点以下はあくまでもスタートスペックとお考えください♪♪