リムBRロードで輪行多い方へ ~ シフト/ブレーキ不調だなぁと思ったらココ確認してみて(>_<)
- 投稿日:2022年07月04日
- カテゴリ:パーツ・アクセサリー, スタッフブログ
バイクのシーズンに入れば比例してメンテナンスのご依頼を多く受付けています。
ベストシーズンはみなさん電車輪行だったりお車で郊外に臨みますよね~
そこで必然とホイール脱着を繰り返すわけです。
そんな時は要注意!!
ディスクロードが主に展開する今でも、まだまだリムブレーキロードユーザーは5割を超えるでしょうか。
リムブレーキタイプのホイールはクイックリリース機構です。名の通り、クイックにリリースできる機構。
別名、スキュアーとも呼びますね。
さて、このクイックリリース、ナットを外して軸を抜いてバラしたことある方は当然ご存知だと思いますが、
ホイールの固定力が落ちないよう緩み防止の為、左右に円錐バネ(別称タケノコバネ)があります。
この円錐バネの正しい向きはご存知ですよね・・・
じつは、
これを逆向きに取付てしまって不具合に悩まれている方が実に多いのです!!!
ホンマに多いっっ
◎円錐バネの正しい向きは~
広がっている側が外向きです。狭まっている側がハブ軸に接触する向きです◎
これが逆になってしまうと~あちゃーっ! ハブ軸にバネがかぶってしまうんです。
そうすると・・
フレームエンド(またはフォークエンド)の溝底までハブ軸が位置してくれません。
結果、しっかり固定できていないのでホイールのセンターがズレて・・しまいには、
リアシフトもブレーキもズっレズレになってしまうんです~(T_T)
当然じゃーんって方多いと思いますけど、意外やキャリア10年オーバーな玄人さんでもたまにあったり。
凡ミスは皆さん疲れてる時にやりがちです。
そりゃ炎天下で急いで輪行だってな時、つい目がぼんやり(*_*) 逆向きにバネ仕込んじゃうなんて想像つきます。。
最近メンテ対応で週一、多い時2・3回は目の当たりにするので、今回ブログを書かせてもらいました。
重ねてもう一度、
ホイール脱着後、なんかシフト・ブレーキの調子いま一つだなぁという時は、
円錐バネの向きを再チェックしてください!(^^)!
追伸、
ホイール固定のレバーをしっかり倒し込めていない場合も少なくないです。
レバーの向きはゼッタイこの位置って決まりは特にありませんが、フレームフォークに沿わせる方がほとんどだと思います。(エアロ意識高い方は真後ろですかね~)
エンドの形状にもよりますが、
一番奥までレバーを倒しこんだ時にはフレーム/フォークに重ねず、接触しない向きで固定してくださいね。
レバーがフレームフォークに接触すると不完全固定ですっっ
これから暑くなればなるほど郊外へ避暑地へ輪行する方多いでしょう~
再チェックしていただいてサイクリング謳歌してください(^^)/ そして小まめな水分補給をお願いしますよー
マエダでした。