18’シマノ展示会に行ってきました。
- 投稿日:2017年09月14日
- カテゴリ:≪SHIMANO≫, スタッフブログ
毎年恒例9月品川で開催される業界最大手のシマノ展示会に今回もいってきましたよ。
スポーツ自転車他に一般実用車も含めての展示会規模あって、毎度多くの来場者で混み合います。
昨年の目玉は新型デュラエースR9100系リリースとともに、パワークランクの登場、Di2システムの最新版・・などがメインでしたが~今年の目玉は上写真のように、シマノ発の電動ユニット『ステップス』の日本参入!
スポーツ自転車業界ではまだ馴染みが薄い電動アシストですが、実は欧州ではかなり浸透してきています。
セミナーではシマノ重役の方が『新規ユーザーを開拓していこうっ』音頭とってました。まさにそうです。
これまでスポーツ自転車に目を向けていなかった方々にも提案できるバイクを。。
それが電動アシスト付スポーツ自転車☆
とはいえ、まだまだ課題がありそうだ。
電動ユニットとバイクフレームの取付規格は各社ばらばら。
アシスト機能も各国の法律との絡みもあるのでばらばら。
特殊設計ゆえ電動ユニットのバラ売りNGで完成車販売のみ。無茶な改造を防ぐ目的でもあるらしく。。自転車の範疇越えちゃってはマズイわけで。
ともあれ、コンポーネント最大手のシマノが音頭をしっかりとり始めれば、恐らく『ステップス』は業界基準になっていくのではないでしょうか。先のロードディスク規格のように。。
電動アシスト付スポーツ自転車は完成車のみの展開。
シマノのステップスは先ず国内メーカーとのコラボを強化して展開していく模様。
MIYATAや深谷産業GHISALLO、そして当店も良くお世話になっているミズタニ自転車さん、他数社とコラボ。
上写真はミズタニ自転車が出展したステップス搭載のプロトタイプ。
販売価格として30半ばだそう。。う~ん、なかなか高値ですなぁ。。でも、出展バイクの中では一番カッコいいな♪
電動アシストの取扱については、もうしばし観察が必要そうです。
そして、もう一つの目玉は~『新型アルテグラDi2』
9100デュラの時も思いましたが、ディレイラーが機械式とDi2の差がますます少なくなってきている印象。Di2でもますますコンパクト☆ レバー形状もパッと見では差異が判りづらく、ディスクブレーキタイプの進化もすさまじいです。
デュラにしかいなかったレバー上部の第3ボタンが新型アルテグラにも設置◎
これでアルテグラでも充分なほどの快調な操作ができますね(^^♪
話変わって、シマノPROのコンポ。
チームスカイも使用するVIBEエアロのハンドルステムも良いカンジ☆
エアロなフォルムがピナレロバイクにすこぶるマッチングすることでしょう☆
シマノの出方で業界の方向性が固まってくる、そんな業界。
毎年トレンドが変化している感がありますが、電動アシスト付スポーツ自転車は日本でもしっかり市民権を得られるのか?? 今後に注目です。